フォントをMSゴシックに指定したエディタを使っていて、今まで気になっていたのが半角の「¥」記号。Perlのソースなんかを表示させるとよく目にしますが、英語環境だと本来は「バックスラッシュ(”/”の逆向き)」なんですよね。好みの問題かもしれませんが、どうも「¥」だと見づらく感じるので、なんとかMSゴシックでバックスラッシュを表示させる方法を以前から探していました。

以前調べたときにはフォントファイルにパッチを当てる方法が見つかったんですが、残念ながらWindows 95の頃の情報で、手元のWindows XPではうまくいきませんでした(→バックスラッシュをきちんと表示しよう。)。
それが今日、ひょんなことからMSゴシックを改造してバックスラッシュを表示させられる方法を見つけることができました。情報源はこちらのサイト、 >> Windowsで BDFフォントを使う >> Linuxで TrueTypeフォントを使う(ウソ)
ckというターミナル・エミュレータの、新版のマニュアルにあった一番最後の記述で、まず自分好みのフォントが作る方法があることがわかりました。
そこで、『Windowsで BDFフォントを使う』に書いてある手順を実行してみると、英数字が東雲フォント(バックスラッシュ表示可)で、日本語部分がMSゴシックのフォントを無事作成できました。
※補足:紹介されていた”BREAKTTC.EXE”をダウンロードできるリンクはデッドリンクになっていたため、エクセルソフトさんのところから入手させていただきました。
やっとバックスラッシュを表示できるようにはなりましたが、ひとつだけ気になるところが。今度は「.」が小さすぎて見難くなっちゃいました… 東雲フォントの他に欧文フォントなども試してみましたが、和文フォントとベースラインが揃わないため、こちらは全然駄目です。
何とか方法はないかと、もう一度Googleで検索し直すと、2chのLinux板にあった『フォントを何とかしてくれ!!』というスレッドのキャッシュで気になる書き込みを発見。
おれは ricoh フォントを fstobdf して bdf にして、bdf editor でエンをバックスラッシュに変えてemacs で使ってるよ。
Linuxで使えるリコーフォントといえば要するにWindowsと同じフォントというわけだから、「MSゴシックのビットマップ部分をBDFに変換→そのBDFファイルを手作業で書き換え→書き換えたBDFを元のMSゴシックに合成」すればできそう?というわけで、実際やってみたら、見事成功!
『itouh: BDFについて』の解説のおかげで大変助かりました。BDFフォントはエディタでフォントフェイスを記述できるんですね。スラッシュのデータを反転させたら、簡単にバックスラッシュを作れました。
変更箇所は”MS_Gothic-12-ISO8859-1.bdf”の1167行目以下を、
に変えるだけです。

バックスラッシュのすっきり表示に大満足です。今まで気になっていただけに、かなりスッキリしました。情報やツールを公開してくださった皆さんに、大感謝です!
また、こちらは試していませんが、フォントリンクを使ってExplorerでバックスラッシュを表示させる方法が『Bouzman: バックスラッシュ[]』で公開されていました。FontLinkはレジストリを修正する方法です(キー名:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink)。FontLinkはちょっとだけ使っていますが、「FontSubstitutes」は初めて知りました。こんな方法もあるんですね。また一つ勉強になりました。
11月 14th, 2005 at 23:43:32
初めまして.Macで半角¥の代わりに半角バックスラッシュを表示させる方法を探していてたどり着きました.OSXでも同じ方法が使えるのでしょうか?ご存知でしたら教えていただけると幸いです.
11月 15th, 2005 at 0:13:49
えーと、手元のiBookでは半角入力だと常にバックスラッシュになるので全く気にしていなかったんですが、これは普通の動作と違うんでしょうか?OSのバージョンは10.4.3です。
思い当たる節と言えば、iBookは英語キーボードでオーダーしたことぐらいでしょうか。日本語入力モードのことえりに切り替えても、普通にバックスラッシュ・キーを押すと半角バックスラッシュが真っ先に変換候補に挙がります。Option + バックスラッシュ・キーだと全角「¥」記号になるようです。
お役に立てそうも無くて、ごめんなさい。
11月 15th, 2005 at 23:37:36
なるほど,次回は英語キーボードを試してみます.とても参考になりました.ありがとうございました.