SoundAppも収録された関係で、見本誌を頂いたのが「Mac OS Classic パーフェクトガイド」。サブタイトルの「OS 9のすべてがわかる」の名に偽りのない充実した内容でした。
この本の前書きに書かれているように、今現在もMac OS 9を使っている人は、
- 移行の必要性を感じない人たち
- 必要に迫られた人たち
- OS XのClassicという機能を通して間接的にOS 9を使っている人たち
の3つに大別されます。このどのタイプに当てはまる人にも有用なように、Mac OS 9を単独で使っても、Classicとして使っても役に立つ基本から応用まで網羅したテクニックやトラブルシューティングが満載されています。 アスキーが製作したムックということもあり、MacPowerやMacPeopleの記事から抽出された知識が詰まっているといった印象を受けます。恐らく、Mac OS 9の時代にこれらの雑誌を購読されていた方には懐かしささえ感じるのではないでしょうか。
『「システムフォルダ」の中身を検証』というページでは、OS 9のシステムフォルダにある各コントロールパネルや機能拡張がどういった役割を果たすかが一覧できるように表形式にまとめられています。これはMac OS 9がバージョンアップを繰り返していた当時には、毎回のように行われていた企画です。読んでるとホントに懐かしいです。ただ、OS 9が今後バージョンアップをしないこともあり、まさに最終形の完成版といった感じです。
もちろん、Mac OS Xの普及によって難しくなっているMac OS 9の入手法や、Windowsとのデータのやりとりの仕方など、今の時代にあった情報も取り入れられています。OS 9用のオンラインソフトが詰まった付録のCD-ROMは文字通り「完全保存版」ですね。
昔を懐かしむも良し、現役バリバリのマシンをさらにチューンナップする方法を学ぶも良し、いろんな切り口で楽しめる一冊に仕上がった良書です。


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